シンボルマーク」ドイツ菓子とコーヒー・紅茶の店 「ジーゲスクランツ」磯原店TEL/FAX:0293-42-1755BestGIFT

 

− ちょっと薀蓄(ウンチク) −

e 中国茶の種類

中国茶と言えば烏龍茶やプーアル茶がよく知られており、肥満予防、美肌効果など美容や健康に良いと最近人気のお茶です。中国茶の種類は2000種以上にのぼるとも言われていますが、基本的に製造段階の醗酵度によって大きく6種類に分類されます。よく油分の多い食事のときは烏龍茶などと一緒に摂ると油を分解してくれるといいます。特に「黒茶」は、脂肪分解作用が強いようです。また、運動する前に飲むと脂肪の燃焼を助けるとも言われています。

緑茶
中国で最も生産量が多く最も消費されているのは緑茶です。緑茶は茶葉をまったく醗酵させずに作った非醗酵茶です。日本の緑茶は蒸して作るのに対して中国の緑茶は釜で煎ります。

白茶
白茶は主に福建省で作られる、生産量が少ない非常に貴重なお茶で、約900年以上も前から皇帝たちに愛されたお茶として、知られています。
炒ったり捻ったりせず、自然にしおれさせて、月光で自然乾燥させるという製法で、しおれさせる過程でカテコールの軽度の酸化が自然に進行し、そのために外側が真っ白な柔毛におおわれます。

黄茶
明代に発明されたお茶で、非常に入手が困難といわれている高級茶です。代表格である「君山銀針」の茶葉が金色をしているので「黄茶」と総称するようになったと言われています。


青茶
私たちがよく飲んでいる烏龍茶は「青茶」に属します。人為的に酸化発酵を促し、ころあいを見て火入れをし、発酵を止めた茶葉が暗緑色の中国茶です。

紅茶
紅茶のルーツは中国福建省で16世紀頃と言われています。中国紅茶には、昔ながらの独特の製法で手間をかけて作られる「工夫紅茶」、茶葉を乾燥させるときに様々な香をいぶってつける「小種紅茶」、茶がこなごなにくだかれている「紅碎茶」の三種類があります。

黒茶
製造段階で人工的に菌を繁殖させて後醗酵させるので、後醗酵茶と呼ばれます。特に有名なプーアル茶には、消化を強烈に促す作用があり、中国では「削胃」と呼ばれるほどです。

 


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